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大量破壊・虐殺者ブッシュ part 4
2009-07-01-Wed  CATEGORY: PEOPLE
イラクに「占領軍」消え市民歓迎 治安維持に不安も

 建設会社社員ユニス・アハメドさん(26)は国際テロ組織アルカイダ系などの武装勢力がイラクでテロを繰り返す理由について「米軍がいたからだ」と指摘

を再び読みながら思った。アルカイダが望むのは、米軍の撤退ではなくて、イスラム原理主義の復活である。混乱があるところにこそ、それを成就できる隙を見つけることができるかもしれない。
アルカイダは擾乱に乗じてイラク・イスラム国家なる国?を仮にも作ったし。アルカイダ武装勢力がシーア派を好んで殺していたことからも、目的は米軍から現地人へと変わったと思われる。そんな混乱が起こっても良い国になったのかもしれない。少なくともイラクはアルカイダが巣食って良い国になった。ビンラディン容疑者、3年ぶりのビデオメッセージで「米国の弱さ」を冷笑でいう、

また米国の対イラク政策における「失敗」について延々と語り、資本主義や企業を非難。ビンラディン容疑者の主張では、企業が「本当の非道なテロリスト」で、腐敗した政府当局者を通じて米国の国益を支配していると主張する。
 さらに、イラク戦争を終わらせるため、自身の支持者に対し戦闘を激化させるよう求め、また戦争終結の方法として2つの解決策を提案している。
「1つ目は殺人と戦闘を激化させ続けることだ。これはわれわれの義務で、われわれの同志はこれを実行してきた。そしてわたしはかれらに不屈の精神と勝利をもたらすようアラーに求めた」
「2つ目は米政府を転覆させることだ。大企業の利益を守るために、人々の利益や、兵士や人民が流した血をどのようにもてあそぶのか。いまや世界全体に対し民主制の無能さは明らかとなっている」


これに従うなら、イラクもまた政府は転覆させられなければならないことになる。

課題は大きい。Wikiでみると武装勢力は

イラク・バアス党系組織
* フェダーイーン・サッダーム
* アル=アウダ
* イラクの解放抵抗軍総司令部
* 新アル=アウダ
* 愛国戦線
* バアス党・愛国メディア機関
* イラク解放のための国民抵抗
* アル=アブード・ネットワーク
イスラーム過激派
* アンサール・アル・スンナ軍
* イラク・イスラム軍
* イラクの聖戦アルカーイダ組織
シーア派
* マフディー軍


とあるが、小武装グループが割拠している状況である。マフディー軍にしてもイランで援助を受けている攻撃的なグループもあれば、盗賊みたいなのもあるし、元々の社会救済活動を重んじる穏健派もいる。代表と思われていたサドル氏はもうとっくにコントロールできない。
宗派、部族、グループ間の抗争がこれから激しくなっていくかもしれない。同じシーア派としてイランとのつながりが出てくるかも知れず、スンニ派が同様に周りの国々から支援を受けるかもしれない。クルド族は独立運動をやるかもしれない。

それにしても、米軍撤収喜ぶイラクの兵士、警察官の写真を見ていると、アメリカからやっと自由になれた、という気持ちがよく表れている。
イラク、治安部隊が祝賀行進=米軍都市部撤退、「全国民の偉業」の記事

首都バグダッドでは同日、戦車や四輪駆動車に乗ったイラク治安部隊が祝賀行進した。テレビ演説したマリキ首相は「イラクの全国民による偉業だ」と称賛。・・・
バグダッドなどでは29日夜、米軍撤退の祝賀ムードに包まれて大勢の市民が街頭に繰り出した。


も解放されたって雰囲気が如実だ。これからは何があろうと自分の国のこと、とできるなら良いかもしれない。

ちなみに、アフガニスタンはソ連侵攻を受けた10年後に、やっと自前とはいってもソ連の後押しの政府ができた。ムジャヒディーン各派は反政府だったものの、まとまりがわるく1989年から2001年にわたるアフガン紛争では自国内抗争でジタバタしていた。このときアメリカが支援をしなくなり、ビンラディンのその後の反米につながっているという説はもっともらしい。
1990年代半ばから、パシュトゥーン族のタリバンが突出してきて全国土を席巻するようになっていく。しかし、極端なイスラム原理主義のタリバン政権を認めたのは支援してきたパキスタン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦だけだった。

アフガンの人々の主な収益に、出稼ぎがある。日本でも一時期結構な数の人々が土建業で働いていた。日本はアフガン難民に厳しくなり、今はいないんじゃないだろうか。ここら辺の話は、田中宇さんの記事に詳しい。イランの映画「少女の髪どめ」は、少年に身をやつしたアフガンからの出稼ぎ少女に恋する少年の話だ。

タリバンは偶像崇拝がイスラムに反するとして、2001年にパーミヤン渓谷の大仏を爆破する。これはイスラム諸国からも大顰蹙を食った。なぜそんなことをするのかちっともわからなかった。そして、この破壊活動に影響力があったのはビンラディンであった。

オマル氏が何故ビンラディンを庇ったか、ってのはビンラディンの娘はオマル氏の妻だからだろう。
それでもって、たぶん田舎の何も知らないおっちゃんだったからだろう。
自身を正統カリフの称号アミール・アル=ムウミニーン(全世界のムスリムの指導者)とし、預言者ムハンマドのそぶりをしたことでイスラム諸国から大顰蹙を買っている。
タリバンの名のとおり神学校タリブの生徒なる名前は、勉強ばかりで娯楽のない田舎の寺子屋、しかも男だけの禁欲的な世界観を押し付け、女性には他のどのイスラム国にもない不自由さである。タリバンは鎖国主義、テレビを見て海外の情報でも得ようものならスパイ罪になる。
まさしく世界を知らない、いや、知りたくもないのである。
なので、テロというよりも、無知といったほうがいいのかもしれない。
神の啓示の前に預言者になったのだろう。




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